リャドシーズン興行スルドVSビラム-スミスのアンダーカードで行われたWBC世界ライト級暫定王座決定戦。同級1位のウィリアム・セペダと同級13位のテビン・ファーマーが争う一戦に。
サウジアラビア リャド ザ・べニュー
【WBC世界ライト級暫定王座決定戦】
○ウィリアム・セペダ[判定2-1]テビン・ファーマー●
セペダが新暫定王者となる。
セペダが新暫定王者となる。
序盤からセペダが前進しながら力強いコンビネーションを打ち込んでいく。ファーマーは意外にもディフェンシブな戦い方を選択せず。セペダのペースに付き合って打ち合う。打ち合いとなるとセペダに分があるが、ファーマーは4ラウンドにセペダの打ち終わりに完璧なタイミングで左ストレートを入れて倒した。ただ、セペダは5ラウンドにはダメージを感じさせず果敢に力強く攻めていく。
後半になってもセペダの勢いは衰えず強力なコンビネーションを放って攻めていく。ファーマーも打ち合いに応じ的確で強烈なカウンターを浴びせるがセペダは止まらない。お互い打ち合いながらも終盤はファーマーがやや失速。最終ラウンドは気概を見せて試合終了。パンチの的確さは互角。手数ではセペダだったか。
判定2-1でセペダが勝利。暫定ながらセペダが悲願の世界王座戴冠。強さを証明する確かなキャリアを築きついに世界タイトルを手にした。正規王者のシャクール・スティーブンソンが怪我から復帰すれば統一戦となるのだろうか。シャクール含めその他の世界王者、ランカーともにライト級はタレント揃いだ。セペダは誰とやっても善戦できると思うので今後のさらなる飛躍に期待したい。
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