WBC,WBO世界スーパーウェルター級タイトルマッチ ティム・チューVSセバスチャン・フンドラ

チューの相手が当初のサーマンからフンドラに。ボクシングファンにとってはむしろ興味が増すマッチアップとなったのではないだろうか。チューが保持するWBOタイトルに加えフンドラが争う予定だった空位のWBC王座も懸けられることになっ一戦。勝った方が2団体統一王者となる。


出典:BOXING NEWS 24

アメリカ合衆国 ネバダ州ラスベガス T-モバイル・アリーナ
WBC,WBO世界スーパーウェルター級タイトルマッチ12回戦

○挑戦者 セバスチャン・フンドラ[2-1]王者 ティム・チュー●
チューがWBO王座4度目の防衛に失敗。フンドラが新王者となり空位のWBC王座も獲得。

1ラウンドからチューがフンドラのジャブをかいくぐり、強力な右などを打ち込んでいく。フンドラに対してそれほどやりづらさを感じさせないチューだったが。思いがけない流血に見舞われる。流血に伴いストップがよぎったためか、3ラウンドから両者が一気にヒートアップしていく。

中盤に入りフンドラがペースを掴む気配を見せながらもフンドラも出血があり消耗。フンドラの距離にさせまいとチューが詰めるが、流血の影響もおそらくあり押され気味になっていく。チューは手数が減り被弾も増える。

終盤、フンドラに距離を制されながらもチューが飛び込んで右を当てていく場面も。さらに細かいボディーワークで工夫して攻めるが決定打に欠けた。

スプリットディシジョンとなりフンドラが勝利し、2団体統一王者に。チューはさすがに顔面を覆う流血がひどく、かなり戦いづらそうだった。フンドラも口や鼻からの出血で消耗していたと思われるが、なんとか最後までペースを保って戦い抜いたところが見事だった。

コメント

タイトルとURLをコピーしました