WBA世界ウェルター級レギュラー王座戦 エイマンタス・スタニオニスVSガブリエル・マエストレ

2年前にラジャブ・ブタエフとの王座決定戦を制してWBAレギュラー王座を獲得したスタニオスの初防衛戦。挑戦者のマエストレは昨年2試合をこなしているが、スタニオスは久々のリングとなる。

出典：BOXING SCENE

アメリカ合衆国　ネバダ州ラスベガス　T-Mobileアリーナ
WBA世界ウェルター級レギュラー王座戦12回戦

序盤からお互い引かず主導権争い。マエストレが強引に攻めていくが、スタニオニスがうまく隙をついて有効打を重ねていく。

中盤に入るとマエストレがインファイトに活路を見出そうとする。しかし、スタニオスがカウンターで右を何度も当てマエストレの勢いをそいでいく。マエストレは引きながら誘うが、攻め込むスタニオスの的確さが上回る。

マエストレは終盤もインファイトで勝負を試みるが、そこでもスタニオスが優位。マエストレは手数を出し力強い猛攻を見せるが、徐々にスタニオスが上回り最終ラウンドまで正面から押し切った。

判定3-0でスタニオスの勝利となり初防衛に成功。どの場面でもスタニオスのカウンターの右が光り、的確で力強いブローで上回った。マエストレは中盤以降動きが落ち攻めようにも攻めきれなかった。