IBF世界ミニマム級タイトルマッチ 重岡銀次朗VSペドロ・タドゥラン

3150FIGHTプロモーションで初めて滋賀で行われた世界戦。王者重岡銀次朗が指名挑戦者のペドロ・タドゥランを迎えての防衛戦となった。


出典:Fightnews.com

日本 滋賀県大津市 滋賀ダイハツアリーナ
IBF世界ミニマム級タイトルマッチ12回戦

○挑戦者 ペドロ・タドゥラン[9R TKO]王者 重岡銀次朗●
重岡が3度目の防衛に失敗。タドゥランが新王者となる。

序盤、お互いが隙の少ないコンパクトなパンチでほぼ互角のバチバチの打ち合いに。重岡はボディが的確だが、徐々にタドゥランが力強いコンビネーションで押す展開に。タドゥランの左の強打が的確に当たり確実にダメージを与えていく。

中盤以降、銀次朗の右目の腫れが厳しくなってくる。中盤はタドゥランが巧みな上下の打ち分けをみせ、さらにそのコンビネーションが全て力強い。銀次朗はかなり被弾し効かせるパンチを返すことができない。

そして迎えた9ラウンド、フットワークで何とか凌ぐのが精いっぱいの銀次朗。タドゥランが追い詰めてパンチを打ち込み続けたところでレフェリーが割って入った。

タドゥランがTKO勝利で王座返り咲きに成功。ミニマム最強との呼び声もあった銀次朗を完璧に上回っての戴冠劇だった。

タドゥランは以前王者だった時よりも力強さが増したうえ、より隙のない試合運びをするようになっており、かなりレベルアップしていた印象。今日の試合を見た印象では、WBC王者のジェルサレムやWBO王者のコラーゾよりも上回っているかもしれない。

インタビューでは他団体のベルトを狙いに行くことも示唆していたので今後ビッグマッチにつながることを期待したい。

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