WBC世界スーパーライト級タイトルマッチ アルベルト・プエロVSサンドル・マーティン

王者アルベルト・プエロがサンドル・マーティンを挑戦者に迎えての防衛戦。マーティンはビッグイベントで初の世界挑戦となる。

出典：BAD LEFT HOOK

アメリカ合衆国　ニューヨーク　ブルックリン　バークレイズセンター
【WBC世界スーパーライト級タイトルマッチ12回戦】

序盤、ジャブの差し合いでリーチに勝るプエロが優勢となるが、マーティンが果敢に左ボディを狙いながら飛び込んで接近戦。プエロに打ち勝つ場面も。プエロは手数が少なくなり有効打も減っている。

中盤、接近戦を挑むマーティンに対しやや対応に苦慮していたプエロだが立て直しを図り、前のめりになり打ち合いを挑んでいく。プエロがギアを上げて有打が増えてきたが、接近戦になると互角。

終盤に入るとお互い手を緩めないがプエロの右カウンターが強力でマーティンの踏み込みがやや甘くなる。最終盤になると手数で押していたマーティンがやや失速。試合は判定へ。

判定2-1でプエロが薄氷の防衛。プエロが思わぬ苦戦をしたともいえるし、マーティンが予想以上の健闘を見せたともいえる試合だった。