コルディナVSバスケスのセミファイナルで行われたIBF世界ライトフライ級タイトルマッチ。
ノンティンガ優位という大方の予想を覆す衝撃の展開となった。
試合結果
モナコ モンテカルロ カジノ・デ・モンテカルロ
IBF世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦
〇挑戦者 アドリアン・クリエル[2R KO]王者 シベナティ・ノンティンガ●
ノンティンガが2度目の防衛に失敗。クリエルが新王者となる
ノンティンガが2度目の防衛に失敗。クリエルが新王者となる
衝撃の2ラウンドKOでクリエルがビッグアップセット
1ラウンド、立ち上がりから両者のハイスピードな攻防戦が展開される。クリエルが前に出続け、ノンティンガが捌きながら上下に打ち分けて対抗。スキル、コンビネーションではノンティンガのシャープさが際立ち、徐々に差がついていく展開になるかと予想された。
しかし、2ラウンド、ノンティンガのジャブにクリエルが完璧なタイミングで左のオーバーハンドを叩き込み、ノンティンガがダウン。立ち上れる気配がなく試合が止められ勝負あり。
衝撃的な2ラウンドKOでノンティンガをキャンバスに沈めクリエルが戴冠。戦前の下馬評を覆しビッグアップセットを起こした。
ノンティンガの方がボクシングスキルで上回っていたのは間違いないだろう。しかし、チャンスをものにして一撃で決めたクリエルが見事だった。
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