WBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチ オシャキー・フォスターVSエドゥアルド・エルナンデス

引用:世界ボクシング評議会

王座決定戦で戴冠したオシャキー・フォスターの初防衛戦。相手は下馬評も高いエドゥアルド・エルナンデス。カンクンの夜はアメージングなものとなった。

試合結果

2023年10月28日 メキシコ カンクン
WBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチ12回戦
〇王者 オシャキー・フォスター[12R TKO]挑戦者 エドゥアルド・エルナンデス●
フォスターが初防衛に成功

カンクンの夜が静まり返る劇的な幕切れ

序盤から前に出続けるエルナンデスをフォスターが捌く展開。

エルナンデスは前に出続けて攻め込みながらも明らかな有効打は奪えず。フォスターも捌いてはいるが明確に優位と言えるラウンドは作れない。両者とも見せ場を作れない展開が続き、積極性でエルナンデスかというラウンドが続く。

しかし、チャンピオンシップラウンドに入ると、試合が動いた。11ラウンド、フォスターの左アッパーが炸裂しエルナンデスが腰を落としてダウン寸前に。ところがエルナンデスも右をヒットさせフォスターが追い込まれる展開に。急激に攻防戦がヒートアップした。

最終ラウンドに入るとフォスターが右をヒットさせ、ついにエルナンデスからダウンを奪う。追撃の後に、追い込まれたエルナンデスの状態を見たレフェリーが割って入り勝負あり。

週末最大のカタルシスがそこにはあった。

フォスターが敵地で劇的な勝利を飾った。判定までもつれたらエルナンデスの勝利の目もあった試合だった。フォスターにとってTKOで試合を終わらせたことはとてつもなく大きい。

コルディナヘ統一戦を呼びかけるフォスター

劇的な勝利を飾ったフォスターはIBF王者のジョー・コルディナヘ統一戦を呼びかけた。そのコルディナは11月4日にエドワードバスケスを相手に防衛戦を行う。まずはコルディナの防衛戦の結果次第だ。

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