WBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチ オシャキー・フォスターVSロブソン・コンセイサン

現在、スーパーフェザー級ではかなり攻略が難しいのではとされているオシャキー・フォスターの3度目の防衛戦。経験豊富な強豪ロブソン・コンセイサンを迎えた一戦となる。


出典:HJNEWS

アメリカ合衆国 ニュージャージー州ニューアーク プレデンシャルセンター
WBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチ12回戦

○挑戦者 ロブソン・コンセイサン[判定2-1]王者 オシャキー・フォスター●
フォスターが3度目の防衛に失敗。コンセイサンが新王者となる。

両者様子を見ながらの静かな立ち上がりから始まった序盤。コンセイサンが積極的に攻めてフォスターが避けながらさばいていく展開。フォスターのコンビネーションが冴えているが攻めに転じる場面が少なく、コンセイサンの方が手数が多い。

中盤も展開は変わらず。フォスターはもらってもいないが積極的に攻めてもいない。要所でクリーンヒット奪っていくが消極的ではある。クリーンヒットではフォスターだが、コンセイサンの手数が圧倒的。がむしゃらな積極性が目立つ。

8ラウンドからフォスターがややギアを上げたかに見えたが、コンセイサンもついていき終盤も変わらない展開に。フォスターは隙をついて当てるが、いかんせん手数が少ない。コンセイサンは攻めているがフォスターのディフェンスに阻まれている。お互いに決定的な場面が訪れないまま試合終了。

判定2-1のスプリットディシジョンでコンセイサンが悲願の王座戴冠。クリーンヒットをとればフォスターだったと思うが、手数が少なすぎた。フォスターのディフェンスに阻まれていたとはいえ、12ラウンド通して攻め続けたコンセイサンを2人のジャッジが指示した形だ。

フォスターはあまりに消極的だったのでこの結果でも仕方ないとも思える。4度目の挑戦にしてベルト奪取に成功したコンセイサンを称えたい。

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