WBA,WBO世界ミニマム級タイトルマッチ オスカー・コラーゾVSエドウィン・カノ

前戦でWBA王者のタマヌーン・ニヨムトロンを倒して2団体統一王者となったオスカー・コラーゾの防衛戦。今回はWBO3位のエドウィン・カノを迎えての試合となる。


出典:BOXING SCENE

メキシコ キンタナロー州カンクン ベニート・フアレス・ポリフォルム
【WBA,WBO世界ミニマム級タイトルマッチ12回戦】

○王者 オスカー・コラーゾ[5R KO]挑戦者 エドウィン・カノ●
コラーゾがWBA王座の初防衛、WBO王座の5度目の防衛に成功

サウスポー同士の戦い。初回から両者が躍動。先に手を出して接近戦を仕掛けたいカノに対して、コラーゾは見極めて上下に散らすコンビネーションを打ち込んでいく。連打のパターンを変えたワンツーなども冴る。カノも積極的だがコラーゾの攻防一体の戦いが一枚上手か。

迎えた5ラウンド、カノがラウンド開始早々に突如ラッシュを仕掛ける。コラーゾは冷静に見極めて対応。捌きながら的確に上下に散らす連打を返してダウンを奪った。カノはダメージの蓄積もあったのか全く立ち上がれずカウントアウト。

KO勝利でコラーゾが2団体の王座防衛に成功。カノも力のある選手だったが、コラーゾが冷静で強く巧かった。今や名実ともにミニマム級最強と言って良いだろう。

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