WBAスーパー,WBC,IBF,WBO世界スーパーミドル級タイトルマッチ サウル・アルバレスVSハイメ・ムンギア

シンコ・デ・マヨに合わせて開催されたメガイベントのメイン。カネロは今回ムンギアを対戦相手に抜擢。世代交代の期待の声も上がるビッグマッチとなった。


出典:BOXING NEWS 24

アメリカ合衆国 ネバダ州ラスベガス T-Mobileアリーナ
WBAスーパー,WBC,IBF,WBO世界スーパーミドル級タイトルマッチ12回戦

○王者 サウル・アルバレス[判定3-0]挑戦者 ハイメ・ムンギア●
アルバレスが4団体の王座防衛に成功。

序盤からムンギアが臆することなく攻め込んでいく。絶妙な距離を保ちながら速いコンビネーションでカネロを後退させていく。しかしカネロも力のあるフックなどで応戦。4ラウンド、ムンギアが被弾しつつも攻め込んだところへカネロのアッパーカットが炸裂しムンギアがダウンした。

ダウンをくらって以降もムンギアは果敢な攻めを見せる。カネロはダウンを奪ったことにより少し余裕を持ったのか手数を増やしていく。得意の左フックを有効に当て始め、ムンギアの攻めも冷静に対処し強打で押し返す。

終盤に入ってもムンギアの攻めの姿勢は衰えない。ムンギアが乱戦の中でカウンターをとったりするが、カネロもパワーで押し返す。最終ラウンドは互いに攻めの姿勢を見せる中、カネロが左右のフックやアッパーでムンギアの動きを鈍らせた。

12ラウンドの熱い激闘が続き試合終了。判定でカネロが勝利し4団体の王座防衛に成功。ムンギアの絶妙な距離感をとった果敢な攻めはかなり有効に見えたが及ばず。カネロの的確なパワーパンチが上回った。

ムンギアを倒した今、次はファンが望むベナビデス戦となるか。また、他の相手を模索することとなるのか。ベナビデスとしてもタイミング的にどうなのか。互いの状況がどうであれまだファンはカネロVSベナビデスを期待している。

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