ニック・ボールの2度目の防衛戦に階級を上げたTJ・ドヘニーが登場。日本でも話題性のある2人がイングランドのリバプールで激突。
イングランド マージーサイド リバプール エコーアリーナ
【WBA世界フェザー級タイトルマッチ12回戦】
○ニック・ボール[10R TKO]挑戦者 TJ・ドヘニー●
ボールが2度目の防衛に成功。
ボールが2度目の防衛に成功。
序盤、サウスポーのドヘニーがリーチ差を活かした距離からジャブと左ストレートを打ち込んでいく。ただ、距離をとる場面が多く手数は少ない。ボールは機を見てステップインし、接近戦を仕掛ける。時折、打ち合いになるとボールの回転力が勝っている印象。
中盤に入るとボールがより素早く飛び込み同時に鋭いパンチを放つなど変化をつけてきた。ドヘニーは退かされながらもカウンターを狙っているようだが、ボールの連打に巻き込まれると返せない。
9ラウンド開始直後、ボールが右ストレートを入れて効かせたが流れで投げ倒してしまい減点に。しかしその後も攻め続ける。10ラウンドもボールは猛攻を見せてドヘニーはダウン寸前の防戦一方。10ラウンド終了時点でドヘニー陣営が棄権を申し出て試合終了となった。
9、10ラウンドのボールの力強い猛攻がドヘニーにかなりのダメージを与えた。わかりやすいKOの形にはならなかったが、パワーと回転力で押して勝ち切ったと言って良い内容だ。ドヘニーは負けたが中盤までは安定したパフォーマンスを見せていた。続けるのであればまた良い試合で呼ばれるかもしれない。
ボールをプロモートするクイーンズベリーのフランク・ウォーレンによれば年末か来年に井上尚弥との対戦。または他団体の王者との統一戦も構想にあるようだ。井上戦も魅力だが、統一戦もおもしろい。特にWBO王者のラファエル・エスピノサと戦ったらどういう展開になるだろうと興味を持っているボクシングファンも多いのではないだろうか。
コメント