ボクシング人気が盛り上がりを見せるオーストラリアでのビッグイベント。テオフィモ・ロペスに敗れて以来4年ぶりの世界タイトルを狙うロマチェンコが、元世界ライト級統一王者のカンボソスと対戦し王座を争う。
出典:BOXING SCENE
オーストラリア パース RACアリーナ
IBF世界ライト級王座決定戦12回戦
○ワシル・ロマチェンコ[11R TKO]ジョージ・カンボソスJr●
ロマチェンコが新王者となる。
ロマチェンコが新王者となる。
序盤からロマチェンコが的確なコンビネーションを打ち込んでいく。ロマチェンコの早い出入りからの攻めにカンボソソスは何とかついていっているが、打ち終わりを狙われ被弾している。4ラウンドあたりからはロマチェンコが徐々に主導権を握り始めた。
中盤、試合はロマチェンコのペースで進みながらも、カンボソスは何とか状況を打開しようと気概を見せる。タイミングよく左フックを引っかけたり、右ボディを打ち込むが後が続かない。次第にはやりロマチェンコが詰めて的確に有効打を奪っていく展開に。
9ラウンドに入ると、カンボソスは破れかぶれか相打ち覚悟の危険なタイミングでパンチを放っていく。しかしはやりロマチェンコが上手くさばき詰めていく展開に。11ラウンド、ロマチェンコの左ボディが突き刺さりカンボソスがダウン。再開後、ロマチェンコが再びの左ボディでカンボソスに膝をつかせたのと同時にストップ。
ロマチェンコが終盤のKO勝利でIBF王座獲得。見事返り咲いた。試合を通してカンボソスにほとんど何もさせず完璧な試合運びを見せた。
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