IBF世界スーパーウェルター級タイトルマッチ バクラム・ムルタザリエフVSティム・チュー

ジャック・クルカイとの王座決定戦で戴冠したバクラム・ムルタザリエフの初防衛戦。元世界王者のティム・チューを迎えての見ごたえあるカードとなった。


出典:BOXING NEWS

アメリカ合衆国 フロリダ州オーランド カリビ・ロイヤル・オーランド
IBF世界スーパーウェルター級タイトルマッチ12回戦

○王者 バクラム・ムルタザリエフ[3R TKO]挑戦者 ティム・チュー●
ムルタザリエフが初防衛に成功。

1ラウンドからお互いに強力なストレートなどをヒットさせる展開。

2ラウンドも両者好戦的なスタイルを維持した展開に。打ち合いの中でムルタザリエフが左フックをカウンターでヒットさせダウンを奪った。再開後、ダメージが見られたチューだが果敢に危険なタイミングでカウンターを狙ったり攻めの姿勢は崩さない。しかし再びムルタザリエフが左をヒットさせチューはダウン。ダメージがありながらも向かっていくチューだがさらにラウンド終了間際に倒されてしまった。

3ラウンドに入るとムルタザリエフはチューのダメージを見て取ったか、攻めながらも冷静な試合運びを見せる。そして狙いすました高速の左フックでチューから4度目のダウンを奪う。再開後ムルタザリエフが攻め込み、チュー陣営からタオルが投入され試合終了。

立ち上がりは紙一重の攻防が続くかと予感させたが、ムルタザリエフがチューを圧倒し4度もキャンバスに這わせてTKO勝ち。特に4度目のダウンを奪った左フックのキレは相当なものだった。ムルタザリエフはこれからさらに名を売っていくかもしれない。

コメント

タイトルとURLをコピーしました