WBAスーパー,WBC,IBF,WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチ。4団体統一王者の井上尚弥とTJ・ドヘニーが激突するLemino BOXINGのメインイベント。
画像引用:The Sporting News
日本 東京都江東区 有明アリーナ
WBAスーパー,WBC,IBF,WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチ12回戦
○王者 井上尚弥[7R TKO]TJ・ドヘニー●
井上が4団体の王座防衛に成功。
井上が4団体の王座防衛に成功。
ドヘニーが細かいフェイントを入れながら探り、井上も様子見の立ち上がりでスタート。2ラウンド以降、井上が強打を見せ始めると、ドヘニーもコンビネーションからの強打で対抗。しかし、ドヘニーは井上のプレッシャーに押されロープにつまり気味。そして井上は紙一重ながら徐々にドヘニーの強打にカウンターを合わせ始める。
5ラウンドに入ると井上が誘うがドヘニーは乗らないので井上はやはり前へ。6ラウンドになるとドヘニーが攻撃にシフトし始め打ち合いに。しかしやはり制度とテクニックで井上が徐々に上回っていく。
迎えた7ラウンド、井上が一段ギアを上げて攻め始めようとしたところ、突如としてドヘニーが腰を負傷。ゆっくりと膝をつきそのまま試合が止まった。
思わぬ形のTKO勝利で井上が4団体の王座の防衛に成功。7ラウンドまで隙の無い試合運びをしたうえで、まだ余力を残しているように感じられた。ドヘニーは負傷具合が思いのほかひどそうなので状態が心配される。
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