寺地戦の激闘で日本で人気を獲得したアンソニー・オラスクアガと8年ぶりの世界戦となる加納陸によるWBO世界フライ級王座決定戦。
日本 東京 両国国技館
WBO世界フライ級王座決定戦12回戦
○アンソニー・オラスクアガVS加納陸●
オラスクアガが新王者となる。
オラスクアガが新王者となる。
1ラウンドからお互いが強打を交換し合う展開。加納がいい仕掛けを見せるが、途中からオラスクアガがコンビネーションで上回っていく。2ラウンドも加納が仕掛けるが、オラスクアガが徐々に上回っていく展開。オラスクアガのコンビネーションに交えるアッパーが的確に決まる。
迎えた3ラウンド、加納が強力な左ストレートで攻勢を仕掛けるが、オラスクアガが反撃し、右フックで加納のガードをこじ開けて最後は左アッパー。加納をキャンバスに沈めて10カウントを聞かせた。
加納がかなりいい立ち上がりを見せたかに見えたが、オラスクアガの強力なコンビネーションが全てを凌駕していった試合だった。
寺地戦の激闘で日本でファンを増やしたオラスクアガ。今回の戴冠劇でさらに人気を獲得しスターダムへ駆けあがっていくかもしれない。
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