フェニックスバトル105メインイベント
大湾硫斗を退けて戴冠した下町俊貴の初防衛戦。石井渡士也という強敵を迎える見ごたえのあるマッチアップとなった。
試合結果
日本 東京 後楽園ホール
日本スーパーバンタム級タイトルマッチ10回戦
互いに1歩も退かない死闘
序盤からお互いの持ち味を大いに活かした一進一退の攻防戦が展開される。どちらかというと石井のスタイルに下町が合わせている形になりながら、ディフェンスシブとされる王者下町が打ち合いに応じ、ハイペースで激しい展開に。
5ラウンドから下町が失速気味になると石井が攻勢をかける展開に。王者危うしかと思われる展開もあったもの、8ラウンドからは下町が巧みなテクニックで捌きながら攻め、ポイントを死守。最終ラウンドまで目まぐるしい攻防戦となる激闘となった。
最後まで闘志あふれるファイトスタイルを見せた石井、王者のプライドを感じさせた下町。結果は辛くも下町のドロー防衛となったが、戦前の予想以上に激しく見ごたえのある試合となった。
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