WBA世界スーパーライト級タイトルマッチ ローランド・ロメロVSアイザック・クルス

試合前からのプロモーションなどで盛り上がりを見せていた注目の一戦。KO必至と思われる好カードとなった。


出典:BOXING NEWS 24

アメリカ合衆国 ネバダ州ラスベガス T-モバイル・アリーナ
WBA世界スーパーライト級タイトルマッチ12回戦

○挑戦者 アイザック・クルス[8R TKO]王者 ローランド・ロメロ●
ロメロが初防衛に失敗。クルスが新王者となる。

試合開始直後からクルスがパワフルな左右のフックを振っていく。ロメロは被弾しいきなりピンチに。打ち合いの様相を呈す場面もあるがロメロは撃ち負ける。ロメロが距離を保とうとしてもクルスはすぐに詰めて強力なブローを打ち込んでいく。

5ラウンド、ロメロは苦し紛れのホールディングで減点。ロメロも攻めの姿勢を見せつつ気合は伝わるがクルスの前進は止まらない。7ラウンドにはクルスの強烈なフックが炸裂しロメロは防戦に。

8ラウンド、クルスのテーピングが剥がれたことによる中断から再開後、クルスが一気にラッシュをかけ、一方的にロメロが被弾し続けたところでレフェリーが割って入った。

スーパーライト級に挙げてもクルスのパワフルさは健在。速く強力なパンチを振りながら前進するファイタースタイルは誰が相手でも止めるのは難しいかもしれない。

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