IBF,WBO世界ミドル級タイトルマッチ ジャニベク・アリムハヌリVSアナウエル・ヌガミセンゲ

IBF,WBO世界ミドル級統一王者のジャニベク・アリムハヌリが母国カザフスタンに凱旋。今回はIBF7位のアナウエル・ヌガミセンゲを挑戦者に迎えての防衛戦となる。


出典:BOXING NEWS24

カザフスタン アスタナ バリスアリーナ
【IBF,WBO世界ミドル級タイトルマッチ12回戦】

○IBF,WBO王者 ジャニベク・アリムハヌリ[5R TKO]挑戦者 アナウエル・ヌガミセンゲ●
アリムハヌリがWBO王座5度目、IBF王座の2度目の防衛に成功

1ラウンド、実直にジャブを突いて立ち回るアリムハヌリがラウンド終盤に左ストレートを当てていきなりダウンを奪う。2ラウンド以降ヌガミセンゲがプレッシャーをかけて果敢に接近戦を仕掛けるが、アリムハヌリは打ち合って対抗したり自らの得意な距離をとったり場面ごとに適した戦術を取っている。ハンドスピードとコンビネーションの強力さもアリムハヌリが勝っていそうだ。

5ラウンドに入るとお互い接近した場面が多くなり打ち合いの様相を呈してくる。アリムハヌリも被弾しているが、パンチが的確で着実にダメージを与えている。そして連打を重ね最後は豪快な左フック2発でダウンを奪った。ヌガミセンゲは立ち上がったがダメージがありレフェリーが試合をとめた。

アリムハヌリが5ラウンドTKO勝利で2団体の王座防衛に成功。母国凱旋試合でこれ以上ない豪快なKO劇を見せてメインイベントを締めくくった。ヌガミセンゲはシャープで隙の無い戦い方を徹していたようだが、アリムハヌリのパワー、テクニック、スピードが全て凌駕していたように思う。

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